研究課題
基盤研究(C)
本研究では、水中で高膨潤する柔らかいゲル微粒子に着目し、これまでの硬質微粒子では実現が難しかった、新たな粒子配列構造の可能性を探る。特に、楕円形状を有するゲル微粒子を用いて、界面を集積場とした集合挙動の特徴を明らかにし、その構造制御に取り組む。ゲル微粒子は水分を多く含む柔軟な構造であり、その取り扱いや定義が難しい面もあるが、本研究では楕円形状の硬質コアとハイドロゲルシェルを組み合わせた複合構造を導入し、構造の安定性と応答性の両立を図る。