研究課題
基盤研究(C)
個人の人工知能(AI)利用が可能になったため,例えば検証を伴わない場合は,容易に新物質を提案可能である.したがって,全実験が自動化される未来が近づくに伴い,実験研究者には物質探索研究の在り方が問われている.実験者視点のマテリアルズインフォマティクス(MI)活用法を取り入れた,AI時代における実験研究者が主導する物質探索の方向性を検討する時期に来ている.この認識の下,AI時代の物質探索研究を模索する.実験者の発想支援,その定量的表現,発想力拡張にMI技術が利用できることを,二次電池への応用上重要な無機Liイオン導電体探索の事例研究を以て示すことを目指す.