研究課題
基盤研究(C)
イネの鉄過剰耐性機構の分子メカニズムを解明し、鉄過剰耐性を持つ新しいイネを作出し、さらにイネの鉄栄養も増やすことを目的に、本科研費の研究課題では、以下の5項の研究を進める。(研究1) イネの鉄過剰に対する分子応答機構のタイムコース解析。(研究2) 鉄過剰耐性機構に関わりうる新規遺伝子の機能解析。(研究3) QTL-seqを利用した鉄過剰耐性遺伝子の探索。(研究4) プロモーター再構築による鉄過剰耐性米の作出。(研究5) 鉄過剰耐性遺伝子を改変した鉄栄養強化米の作出。これらの研究成果は、鉄過剰耐性イネの作出による鉄過剰土壌での生産性向上と食料増産や、鉄栄養強化に役立つ。