研究課題
基盤研究(C)
酸性アミノ酸含有ジペプチドであるグルタミン酸およびアスパラギン酸を含有するジペプチドの保健機能の発現における作用機構の違いを明らかにすることを本研究の主課題とし、①酸性アミノ酸含有ジペプチドが好塩基球やマクロファージの遺伝子発現にどの様な影響を及ぼすのか、②遺伝子発現に及ぼす影響に基づき、酸性アミノ酸含有ジペプチドの好塩基球に対する脱顆粒抑制効果とマクロファージに対する抗炎症効果がどの様な分子機構で発揮されるのか、③酸性アミノ酸含有ジペプチドの生体内での保健効果、体内動態、生物学的利用能を明らかにすることで、酸性アミノ酸含有ジペプチドの機能性研究の進展と機能性食品への応用に寄与する。