研究課題
基盤研究(C)
A. nodosumはノルウェーで茶に利用される程度であり、積極的には摂取されていない。しかしながら、A. nodosum由来難消化性糖質の約6割はアルギン酸である。アルギン酸の種類はマンヌロン酸 (M) とグルロン酸 (G) の存在比率: M/G比や3タイプのブロック(Mのホモポリマー、Gのホモポリマー、MGのヘテロポリマー)の割合で決まる。A. nodosumはワカメやメカブなどのアルギン酸とは大きく異なるが、マコンブのアルギン酸とは非常によく類似している。そのためA. nodosumのアルギン酸が大腸内B. acidifaciens量を増加させ、目的の生理作用を示すことを検証する。