研究課題
基盤研究(C)
Piceatannol (PIC)は、生活習慣病の予防効果が期待される天然成分である。しかし、PICを経口摂取した際に生体内で発揮される活性の強さは、血液中のPICの濃度では説明できない。本研究は「PICが生体内でどの様に活性を発揮するのか?」という「問い」に対して、PICの経口摂取後、生体内で産生され、臓器に分布することが予想される様々なPIC代謝物の活性への関与に着目し、①PIC代謝物の構造決定と、②PIC代謝物の臓器での分布様式を明らかにすることで、PICの生活習慣病予防メカニズムの解明に不可欠な基盤情報を取得するものである。