研究課題
基盤研究(C)
細胞膜動態を正しく感知することは、細胞膜健全性の保持に極めて重要である。細胞膜ストレスに応答するシグナル伝達経路を形成するTORC2は細胞膜動態の感知機構との関連が指摘されているが、その関連性についての分子機構は不明な部分が多い。本研究では酵母TORC2シグナルに着目し、その活性化機構として細胞膜脂質やタンパク質リン酸化酵素などが寄与する2段階での制御モデルの可能性を検証し、膜動態感知機構の理解にも繋がる新規な知見の獲得を目指す。