タマネギ鱗茎発達に関わるスクロースおよびフルクタン代謝制御メカニズムの解明

• 研究課題/領域番号: 25K09102
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分39030:園芸科学関連
• 研究機関: 北海道大学
• 研究代表者: 志村 華子 北海道大学, 農学研究院, 教授 (20507230)
• 研究分担者: 上野 敬司 酪農学園大学, 農食環境学群, 教授 (90441964) ; 奥 聡史 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構, 東北農業研究センター, 研究員 (20849161)
• 研究期間 (年度): 2025-04-01 – 2028-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2025年度)
• 配分額: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円); 2027年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円); 2026年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2025年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
• キーワード: タマネギ / フルクタン / スクロース代謝 / スクロース輸送 / 鱗茎形成

研究開始時の研究の概要

タマネギは成長とともに葉鞘基部が肥大して鱗茎を形成し、鱗茎にはフルクトース重合体であるフルクタンが蓄積する．スクロース代謝に比べ、フルクタン代謝の制御に関わる分子メカニズムについての知見は少なく、生理作用との関わりも明らかではない。本研究では，スクロース輸送や代謝とフルクタン代謝制御がどのように連動してタマネギの鱗茎形成に関わるのか、スクロース代謝を調節するインベルターゼインヒビターが液胞に局在するフルクタン代謝まで影響するのか明らかにする実験を進める。