研究課題
基盤研究(C)
カイコの摂食行動は、神経系に存在するドーパミン(DA)と受容体、特にD2-like DA受容体による制御を強く受けていることが分かってきた。カイコには2種類のD2-like DA受容体(BmDopR3とBmDopR4)が存在する。我々の最近の研究から、BmDopR3が摂食や関連行動を促進することが明らかとなったものの、BmDopR4の役割やその下流シグナルについては未解明の部分が多く残る。本研究では、D2-like DA受容体を介したカイコの摂食及び関連行動の分子機構の解明を目指している。