阿寒湖マリモの生殖・大型球状化プロセスの解明と保全手法の探索

• 研究課題/領域番号: 25K09156
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分39060:生物資源保全学関連
• 研究機関: お茶の水女子大学
• 研究代表者: 嶌田 智 お茶の水女子大学, 基幹研究院, 教授 (40322854)
• 研究期間 (年度): 2025-04-01 – 2028-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2025年度)
• 配分額: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円); 2027年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円); 2026年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円); 2025年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
• キーワード: 緑藻マリモ / 保全

研究開始時の研究の概要

本研究では，今まさに絶滅の危機が迫る阿寒湖マリモを保全するため，まず，阿寒湖マリモの生殖方法と発芽条件の調査，系統保存株の作出，阿寒湖での生態調査，室内と野外での栽培試験により，阿寒湖マリモの生殖と大型球状化プロセスを解明し，その生物学的知見をもとにした保全手法を考案する。また，国内外の研究協力者に，個別にGPSタグを挿入し識別した“Myマリモ”のモニタリングを行ってもらい，世界各地からステークホルダーを増やすための画期的な保全活動の取り組みを探る。