研究課題
基盤研究(C)
近年,生物多様性の劣化が急速に進行しており,国連などがその阻止へ向け積極的に働きかけるなど,国際的に生物多様性の理解と保全へ向けた関心が高まっている.本研究は,現在広く使われている多様な生物多様性指標の統一的な理解へ向け,「個体―種―群集」という自然界で基本となる階層構造を反映した生物多様性の評価理論の構築を目指す.加えて,世界各地の生物多様性データを用いて,理論の有用性を検証する.