研究課題
基盤研究(C)
微生物資源は国の貴重な財産であり、その保全を考える上で温暖化が多様性や各微生物種の分布に及ぼす影響を解明することが必要である。この大きな課題に挑むために、特に薬学分野で有用資源の宝庫とされているPenicillium属菌(アオカビ)をモデル材料とした研究を行う。国内における眠れる種多様性の実態に迫ると共に、温暖化の影響で地理的分布に変化が生じる可能性のある種がどれくらい存在するか明らかにする。