研究課題
基盤研究(C)
本課題では、パーティクルボードの物性および耐久性を改良するために、原料の木材パーティクルに熱処理を行い、その影響評価を行う。熱処理の条件として熱処理温度、熱処理時間等が調製される熱処理パーティクルの性質に与える影響を明らかにする。熱処理パーティクルを原料としてフェノール樹脂接着剤等でパーティクルボードを製造し、その基本物性(曲げ強さ、耐水性等)を測定し、熱処理条件との関係を明らかにする。さらに、促進劣化試験によりパーティクルボードの物性変化を測定することで、長期的な耐久性と熱処理条件等との関係を明らかにする。上記の結果から高耐久性パーティクルボード製造の可能性を明らかにする。