研究課題
基盤研究(C)
本研究は、学術的背景、研究課題の核心をなす市販系変性疾患に対する学術的「問い」を解明することにある。きのこの成分は、各種疾患の病態固有臓器そのものへ直接関与するだけでなく、消化管および血管を介して脳下垂体視床下部や脳神経細胞を構成する各組織(神経細胞の受容体)やシナプスとその周辺組織に作用して“きのこの成分”によって脳内モノアミン産生への感受性が高められることで脳内物質の影響で各臓器にシグナルが送られ、恒常性の亢進・神経変性疾患に起因する各種臓器からのホルモンや酵素などの産生が促され、それらの産生物質が臓器を構成する細胞マトリックスの保護や修復に作用しているのではないかといった仮説を証明する。