プレストレス木質接合部の含水率変動を考慮した長期的性能解析と動的性能の把握

• 研究課題/領域番号: 25K09233
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分40020:木質科学関連
• 研究機関: 富山県農林水産総合技術センター
• 研究代表者: 若島 嘉朗 富山県農林水産総合技術センター, 富山県農林水産総合技術センター木材研究所, 副主幹研究員 (10446635)
• 研究分担者: 松原 独歩 東京農工大学, (連合)農学研究科(研究院), 准教授 (10560154) ; 清水 秀丸 椙山女学園大学, 生活科学部, 講師 (70378917)
• 研究期間 (年度): 2025-04-01 – 2029-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2025年度)
• 配分額: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円); 2028年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円); 2027年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円); 2026年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円); 2025年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
• キーワード: クリープ / プレストレス

研究開始時の研究の概要

これまでに木材の摩擦を用いたプレストレス木質接合部をエネルギー吸収部材として制
振壁に適用し、高い耐震性能を有することを報告してきた。この接合部ではプレストレスの長期的なロスの評価が大きな課題であり、その解析的評価には木材の縦圧縮クリープデータが必須となる。
そこで、プレストレスを与えた木材のプレストレスロスを測定し、そのロスを評価する解析モデルよりクリープを逆算して評価する方法について検討する。この方法により、試験体サイズ、試験体数、試験応力などを容易に選択することが可能となり、プレストレス木質接合部や縦圧縮クリープが課題となる各種木質部材の利用促進に結び付ける。