接着精子を用いる人為雄性発生の倍数化－保存精子からの種復元および育種効率の向上－

• 研究課題/領域番号: 25K09279
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分40040:水圏生命科学関連
• 研究機関: 近畿大学
• 研究代表者: 小林 徹 近畿大学, 農学部, 教授 (00298944)
• 研究期間 (年度): 2025-04-01 – 2028-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2025年度)
• 配分額: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円); 2027年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2026年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2025年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
• キーワード: 染色体操作 / 人為雄性発生 / 接着精子 / 多精受精 / 遺伝的多様性の保持

研究開始時の研究の概要

本課題では、優良品種系統や希少魚種の「保存精子の遺伝子のみに由来」し、かつ「遺伝的多様性を保った状態」の個体を復元する操作を、「接着精子を用いた多精受精」と「受精卵への温度処理による雄性発生誘導」を用いて実現する。すなわち、2つの精子を接着し、それを用いて多精受精を起こさせた受精卵に雄性発生を誘起することで、異なる遺伝子組成の2つのゲノムからなる発生個体を得る手法を確立する。