研究課題
基盤研究(C)
農薬の水系への流出に伴う生態リスクを低減させていくためには、農薬の生態リスクを表す定量的な指標を活用して、農業生産現場における各種環境保全の取り組み効果を測定していくことが望ましい。環境DNAメタバーコーディング分析を用いて、簡便に水中の生物相を把握することが可能となったが、実験的な検証はまだ限定的であり、農業生産現場における活用は限られている。そこで本研究では、野外から採集した水生生物群集に農薬を曝露させる試験を行うことで生物指標の検証を行う。また、環境DNAの分析結果を読み込ませて生物指標を計算するWEBアプリケーションを開発する。