研究課題
基盤研究(C)
本研究は放牧・自給粗飼料給与による赤身牛肉の持続的生産の確立と向上を目指し、有機管理で生産される日本短角種を用いて、脂肪滴含有筋線維の蓄積機構から放牧飼養の骨格筋形成過程(赤肉産生機構)の詳細を明らかにする。放牧と自給粗飼料のみもしくは放牧と有機穀物飼料で生産される日本短角種で各骨格筋における脂肪滴含有筋線維およびCD36 の発現解析を行い、本研究の成果により、有機管理下での放牧飼養による効率的な赤身牛肉生産の詳細が明らかにされ、本産肉システムの確立とその生産拡大に貢献する重要な知見が得られる。