研究課題
基盤研究(C)
本研究では、既に獲得している地域性の異なる数千頭の黒毛和種肥育牛(去勢)の個体に関する出荷時の枝肉成績情報、ゲノム育種価情報とともに、肥育期間中に経時的に採材された血清サンプルと血液生化学値に基づく、後ろ向き試験を実施する。具体的には【研究課題A:黒毛和種肥育牛(去勢)の産肉形質を生体評価する数理モデルの高度な精緻化と検証】と【研究課題B:肥育期間中の産肉形質の因果ネットワークモデルによる統合的理解】の実施によって、黒毛和種肥育牛の産肉形質の発育状態や肥育状態を生体評価する数理モデルの高度な精緻化と、血清バイオマーカータンパク質情報に基づく産肉制御の分子機構の統合的理解を目指す。