家畜の抗酸化能を亢進する飼料用昆虫成分の解明

• 研究課題/領域番号: 25K09407
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分42010:動物生産科学関連
• 研究機関: 香川大学
• 研究代表者: 川崎 淨教 香川大学, 農学部, 准教授 (30739206)
• 研究期間 (年度): 2025-04-01 – 2028-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2025年度)
• 配分額: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円); 2027年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円); 2026年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円); 2025年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
• キーワード: 飼料用昆虫 / 抗酸化能 / ニワトリ / ブタ / アメリカミズアブ

研究開始時の研究の概要

近年、昆虫の飼料利用が家畜の腸内環境を改善することや抗酸化能を亢進させることが明らかとなりつつある。この現象の作用機序を解明することは畜産農家の生産性を向上させることや昆虫の飼料利用を促進するうえで重要なものだと考えられる。
そこで下記の達成を目指す。

①家畜の腸内環境の変化時期を特定し、昆虫粉末の適切な給餌量・期間を明らかにすること
②抗酸化能の亢進をもたらす昆虫粉末中成分を特定し、作用機序を解明すること
③さらに、その成分を多く含む昆虫の生産・加工方法を明らかにすること