研究課題
基盤研究(C)
2024年以降、米国の乳牛において高病原性H5N1鳥インフルエンザウイルス(CowH5N1)の感染が続いている。CowH5N1ウイルスに感染した乳牛は乳房炎を発症するが、その病態メカニズムの詳細は不明である。本研究では、CowH5N1ウイルス感染が引き起こす乳房炎の病態メカニズムを解明することを目的として、マウスモデルを用いてCowH5N1ウイルス感染乳腺における老化細胞の出現の有無ならびにその由来細胞種を同定し、老化細胞の乳腺炎病態への関与を明らかにする。