研究課題
基盤研究(C)
ハダカデバネズミは最大寿命40年の最長寿齧歯類で、老化関連疾患の発症がほぼみられないため、健康長寿モデル動物として注目されている。我々は、ハダカデバネズミ特異的に高発現する遺伝子のスクリーニングから、長寿化遺伝子として2種類の塩基修飾酵素を同定した。本研究では、これらの遺伝子がどのようなメカニズムで長寿化に寄与しているかを明らかにし、新たな核酸修飾による寿命・老化制御の分子機構を提示することで、将来的な新規の健康長寿法開発につなげることを目指す。