研究課題
基盤研究(C)
悪性腫瘍は日本国民の死因の第1位であり、特に難治性癌に対する新たな治療法の開発は喫緊の課題である。腫瘍溶解性ウイルス療法は、難治性癌に対する有望なモダリティとして国内外で開発が進んでおり、応募者はコクサッキーウイルスB群3型(CVB3)をスクリーニングより選別し開発を進めてきた。本研究では、腫瘍溶解性ウイルス療法の問題点である抗ウイルス免疫による治療効果の減弱を解決すべく、リポソームを用いた新たな治療法を開発する。