研究課題
基盤研究(C)
免疫受容体のリガンド認識は、免疫応答を理解し、制御するために非常に重要である。免疫受容体はこれまで専ら病原体などの外因性のリガンドに研究の焦点が当てられていた。しかし最近になり免疫受容体は沢山の内因性リガンドを認識していることが明らかになりつつある。しかしその認識様式は不明な点が多い。そこで本研究は免疫受容体の一種であるレクチン受容体に焦点をあて、その内因性リガンドの認識メカニズムをX線結晶構造解析やクライオ電子顕微鏡解析などの構造生物学的手法によって原子レベルで明らかにすることを目的としている。