超硫黄分子輸送体の機能解析による生理機能制御システムの解明

• 研究課題/領域番号: 25K09546
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分43030:機能生物化学関連
• 研究機関: 奈良女子大学
• 研究代表者: 清水 隆之 奈良女子大学, 自然科学系, 准教授 (90817214)
• 研究分担者: 三宅 敬太 東京大学, 大学院総合文化研究科, 助教 (50987469)
• 研究期間 (年度): 2025-04-01 – 2028-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2025年度)
• 配分額: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円); 2027年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2026年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2025年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
• キーワード: 硫黄代謝 / トランスポーター / システイン修飾 / 光合成細菌 / 硫化水素

研究開始時の研究の概要

近年、超硫黄分子と総称される硫黄代謝物が、すべての生物で機能する新しい生理活性物質として注目されている。本研究では、光合成細菌が超硫黄分子代謝の過程で産生する硫黄顆粒と呼ばれる顆粒に着目し、その細胞内外の輸送が、超硫黄分子に依存した生理機能の調節に及ぼす影響を分子レベルで解析する。これにより、超硫黄分子シグナル制御機構の包括的な理解を目指す。