電位依存性プロトンチャネルにおける構造未知の細胞内ドメインによる機能制御の解明

• 研究課題/領域番号: 25K09582
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分43040:生物物理学関連
• 研究機関: 広島大学
• 研究代表者: 川鍋 陽 広島大学, 医系科学研究科(医), 講師 (10707128)
• 研究分担者: 米澤 康滋 近畿大学, 先端技術総合研究所, 教授 (40248753)
• 研究期間 (年度): 2025-04-01 – 2028-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2025年度)
• 配分額: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円); 2027年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2026年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2025年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
• キーワード: イオンチャネル / 電位依存性イオンチャネル / 電位依存性プロトンチャネル / 電気生理学 / 分子動力学シミュレーション

研究開始時の研究の概要

イオンチャネルは細胞内のさまざまな小分子・ドメインにより制御を受けるが、その制御機構は細胞内であるが故に研究が困難である。本研究では、電位依存性プロトンチャネルHv1を対象として構造未知の細胞内ドメインによる機能制御メカニズムを解明することを目的とする。この目的を達成するために、電気生理学的計測によるイオン電流の評価のみならず、分子間相互作用解析、構造予測、分子動力学シミュレーションを総合することで構造機能連関を解析、Hv1への細胞内側からの制御実態を明らかにし、生理的意義の理解へと発展させる。