研究課題
基盤研究(C)
研究代表者は、ユビキチン依存的エンドソームストレス応答機構を発見し、世界初のエンドソームストレス(エンドソームに対するオルガネラストレス)の提唱と解析例に至った。しかし、エンドソームストレス応答が生体レベルで果たす役割は全く解析されていない。研究代表者の予備解析結果から、古典的経路と並列してエンドソーム応答を介したIFN誘導性遺伝子の発現がマクロファージの活性化や細胞機能獲得を増強する仮説が示唆された。そこで、本研究では、エンドソームストレスの生理機能の全容解明の第一歩として、マクロファージ活性化におけるエンドソームストレス応答の働きを明らかにすることを目指す。