配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2027年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2026年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2025年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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研究開始時の研究の概要 |
動物の温度感受性は、マウス等モデル動物を中心に研究が進み、複数のTRPチャネルを使った温度感受体系が示され、生息環境選択に重要な温度センサーはTRPV1, TRPA1, TRPM8、TRPV3/4であるとされる。一方、寒冷・低温環境では、動物は主要温度センサーのモデル動物型からの機能変化を獲得出来なければ、その環境で適応・生存出来ないが、この点は全く解明されていないに近い。本研究では、低温環境を好む有尾両生類の特に異なる温度ニッチを持つ4種が、その異なる低温生息地選択と適応性を支えるどのような温度感受性を持ち、それらの感受性が如何なる機構でどう変化を獲得した温度センサーに基づいているのか分子レベルで解明する。
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