配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2027年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2026年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2025年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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研究開始時の研究の概要 |
有性生殖は遺伝的多様性を創出し, 有害遺伝子を排除するメリットがある.しかし, 有性生殖系統と比べて、遺伝的に多様ではない単為生殖系統が分布拡大をする事例はないわけではない。また, 単為生殖の繁殖力が有性生殖の2倍より低く, 不安定であることもある。単為生殖系統が有性生殖系統を圧倒する際の条件とは何か? 本研究では, 国内において,現在進行形で単為生殖系統が分布拡大している地理的単為生殖昆虫オオシロカゲロウを対象に, 発生学的・遺伝学的基盤から追究する。真に遺伝的に貧弱な単為生殖系統が, 高い遺伝的多様性をもつ同種の有性生殖系統を圧倒する, 世界的に希少な事例から生物学的な課題に迫る。
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