研究課題
基盤研究(C)
ヒトには横並びで歩こうとする強い選好が存在する。その理由は様々考えられるが、本研究では、会話しやすいため(会話仮説)、周囲を見やすいため(視界仮説)、互いに相手を見守りやすいため(看視仮説)、対等な関係を保つため(対等意識仮説)、の4つの仮説を検討する。そのために様々な動物や世界各地のヒトが複数個体で歩行する映像を収集し、動物の種ごとの横並び歩きの頻度や、ヒトがどのような環境条件や社会条件、個体間関係の時に横並びで歩く頻度が高いのかを調べて分析する。