神経細胞におけるレトロマー制御機構の解明

• 研究課題/領域番号: 25K09813
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分46010:神経科学一般関連
• 研究機関: 東京慈恵会医科大学
• 研究代表者: 岡野 ジェイムス洋尚 東京慈恵会医科大学, 医学部, 教授 (90338020)
• 研究期間 (年度): 2025-04-01 – 2028-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2025年度)
• 配分額: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円); 2027年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円); 2026年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円); 2025年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
• キーワード: レトロマー / パーキンソン病 / VPS29 / 神経細胞 / 神経変性疾患

研究開始時の研究の概要

レトロマータンパク質複合体はエンドソーム輸送を制御する輸送体である。レトロマー構成分子であるVPS29には２つのアイソフォームが存在し、神経細胞では主にShort formが発現する。本研究では各アイソフォームの機能的な相違、細胞内動態、神経細胞におけるタンパク質安定性について解析する。未だ誰も注目していない神経細胞特異的なレトロマー制御機構の解明を糸口に、神経変性疾患に共通する病態の分子機構を明らかにする。