研究課題
基盤研究(C)
生体内部での新たなナノ材料の開発を目指して、照射する光の波長や強度により磁性・発光・光触媒のそれぞれの性質を個別にON/OFF制御可能な希土類ナノ材料の創成を行う。光と磁性による制御、そしてそれらを組み合わせた光磁気特性の自在なコントロールができれば、磁石による特定部位への誘導や会合状態の制御、および光による発光マーカーや光触媒としての機能などを同時に持つ新規ナノマシンとしての応用が期待できる。特に、生体透過生の高い近赤外光の利用を目指して、希土類ナノ結晶の作製と複合化を行い、その光学特性や磁気特性を評価する。