微生物由来MerC, MerE, MerF, MerTのレアアース輸送活性評価及び結晶構造解析

• 研究課題/領域番号: 25K09959
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分47030:薬系衛生および生物化学関連
• 研究機関: 北里大学
• 研究代表者: 大城 有香 北里大学, 薬学部, 助教 (60550035)
• 研究期間 (年度): 2025-04-01 – 2028-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2025年度)
• 配分額: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円); 2027年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2026年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2025年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
• キーワード: 水銀トランスポーター / レアアース / 立体構造解析

研究開始時の研究の概要

電気電子機器廃棄物にはレアアースが含まれ、電気電子機器廃棄物による金属汚染土壌の浄化法の開発が求められている。水銀耐性菌由来のMer輸送体 (MerC、MerE、MerF、MerT) は水銀やクロム、金といった幅広い金属取り込み活性を有するため、Mer輸送体を金属汚染の浄化技術に応用することが期待される。本研究ではMer輸送体高発現大腸菌を作製し、Mer輸送体のレアアース輸送活性について明らかにすることを目的とする。また、Merタンパク質の結晶構造を解析し、金属輸送メカニズムを明らかする。これらの結果をもとにMer輸送体を金属汚染浄化及びレアアース回収技術に応用できるか見極める。