研究課題
基盤研究(C)
真菌症は潜在患者数が17億人以上とも見積もられる世界的疾患であり、数少ない抗真菌薬に対して薬剤耐性を複数もつ菌が出現してきていることなどから世界的に問題化している。本研究計画は、将来的に人類が扱える抗真菌薬のラインナップを充実させることを目指し、特に世界保健機関 WHO が Critical group に位置付ける Aspergillus fumigatus を主要な実験材料として、本菌の細胞表層構造が新規の薬剤標的と成りうるか否かを検証する。