研究課題
基盤研究(C)
日本は超高齢化社会を迎え今後も医療、福祉の面で大きな問題となることが予想される。厚生労働省の調査では要支援、要介護になる原因の第一位は骨関節疾患となっており、骨関節疾患の治療法開発は超高齢化社会を迎える日本において非常に重要であると考えられる。申請者はこれまでにユビキチンリガーゼSmurf2 がリン酸化により骨格系細胞の分化を制御していることを報告した。そこで本研究課題では、骨関節疾患におけるSmurf2の制御メカニズムを明らかにし、核酸医薬を用いたSmurf2の導入が骨関節疾患治療に効果的かを明らかにすることを目的とする。