研究課題
基盤研究(C)
本研究では、固有種が多く新規化合物の発見が期待できるマダガスカルや沖縄亜熱帯植物などの未解析天然資源を対象に、EDFP遺伝子導入リーシュマニア株を利用した感染系で活性をスクリーニングし、分離・精製、化学構造の解明をすることで、新規の抗リーシュマニア感染症制御薬を見出す。興味ある化合物が得られた後、RNAseq・real-time PCRによる発現変動解析・メカニズム解明に研究を展開する。また、精度の高い最新のMS装置でプロテオーム解析を行い、トランスクリプトーム解析の結果とともに活性発現メカニズムの一端を明らかにする。また、マウスを用いたin vivo系での評価も研究の進み具合を見て実施する。