ショウガの持つIL-18活性化阻害の作用機序解明と医療応用に向けた基礎研究

• 研究課題/領域番号: 25K10029
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分47050:環境および天然医薬資源学関連
• 研究機関: 島根大学
• 研究代表者: 加美野 宏樹 島根大学, 学術研究院機能強化推進学系, 准教授 (00625692)
• 研究分担者: 小谷 仁司 島根大学, 学術研究院医学・看護学系, 講師 (10594640) ; 杉浦 智子 島根大学, 新興感染症ワクチン・治療用抗体研究開発センター, 客員研究員 (60647402) ; 浦野 健 島根大学, 学術研究院医学・看護学系, 特任教授 (70293701)
• 研究期間 (年度): 2025-04-01 – 2028-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2025年度)
• 配分額: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円); 2027年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2026年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円); 2025年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
• キーワード: インターロイキン18 / ショウガ / 炎症

研究開始時の研究の概要

インターロイキン18（IL-18）は炎症性サイトカインの一つであり、さまざまな病気の発症や悪化に寄与する。これまで「IL-18機能阻害抗体」を作製し、炎症性疾患モデルマウスへの投与による治療効果を認めてきた。さらにはショウガエキスがIL-18活性化を阻害することを見出した。本研究では「抗体とショウガエキスの併用投与による疾患モデルマウスの治療実験」「ショウガエキスに含まれるIL-18活性化阻害成分の同定」「ショウガエキスがIL-18活性化を阻害するメカニズムの解明」という３つの課題を進める。ショウガの持つ新たな補助食品としての可能性とともに、医療応用に向けた基礎データを提示する。