研究課題
基盤研究(C)
免疫チェックポイント阻害薬(ICI)は宿主免疫賦活による免疫関連有害事象(irAE)を惹起するため、ICI使用時はirAEマネジメントが重要である。近年、ICI投与後に日和見感染症を発症した症例が報告されたが、その稀な発症頻度のために正確な因果関係や詳細な臨床特性は不明である。本研究は、リアルワールドデータを用いてICIと日和見感染症との関連について網羅的な解析を行うことを目的とする。本研究により、ICIと日和見感染症発症との因果関係を明らかにするとともに、ICIによる日和見感染症の発症特性やその発症予測モデルが構築されることが期待される。