甲状腺ホルモンにより成体型システムに転換する腸管神経系でのWntシグナル経路の解明

• 研究課題/領域番号: 25K10150
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分48010:解剖学関連
• 研究機関: 日本医科大学
• 研究代表者: 藤本 健太 日本医科大学, 医学部, 准教授 (50403580)
• 研究期間 (年度): 2025-04-01 – 2029-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2025年度)
• 配分額: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円); 2028年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円); 2027年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円); 2026年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円); 2025年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
• キーワード: 変態 / 甲状腺ホルモン / Wntシグナル経路 / 腸管神経系 / トランスジェニックカエル

研究開始時の研究の概要

中枢神経系に比べ、腸管神経系の形成機構には未解明な部分が多い。本研究では幼生から成体へとシステム転換する両生類変態をモデルに、成体型システムに転換する腸管神経系でのWntシグナル経路を明らかにすることを目的とする。甲状腺ホルモン（TH）に応答してWnt4を特異的に発現するアフリカツメガエル幼生の腸管神経細胞で空間トランスクリプトーム解析を行う。これによりTH応答遺伝子の中からWntシグナル経路関連遺伝子を突き止め、成体システムに転換する腸管神経系でのWntシグナル経路を明らかにすることを目指す。