研究課題
基盤研究(C)
本研究では、神経細胞の興奮性を担うNav1.6タンパクに着目し、生体内でのAISにおける入れ替わりの時空間パターンからAISの可塑性を明らかにし、神経細胞の興奮性維持機構の理解につなげる。これまでの質量分析とアイソトープを組み合わせた脳に局在するタンパクの寿命研究では空間情報を得ることができなかった。申請者らが作成した新旧のNav1.6タンパク質の時空間変化を可視化可能なマウスは上記の問題を解決でき、かつ、AIS可塑性のメカニズムを理解する良いツールとなると期待できる。本研究は、さらに、病態、老化の解明への道を切り開くことができると期待できる。