研究課題
基盤研究(C)
骨粗鬆症は健康寿命に大きな影響を与えるが、その罹患・増悪メカニズムは単に老化によるカルシウム不足だけでは全く説明できない。本研究では、細胞内の最主要な抗酸物質であるグルタチオンを分解する酵素と長年信じられてきたタンパク質が、破骨細胞を活性化するという事実に焦点を合わせ、構造解析(GGT-TRL4-ecto複合体:X線&クライオ電顕)およびゼブラフィッシュの骨形成評価によって未知の構造部位を同定・可視化する。