特発性多中心性キャッスルマン病TAFRO型の病態解明と新規診断法の開発

• 研究課題/領域番号: 25K10272
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分49020:人体病理学関連
• 研究機関: 東海大学
• 研究代表者: 中村 直哉 東海大学, 医学部, 客員教授 (50227922)
• 研究分担者: カレーラス ジュアキム 東海大学, 医学部, 准教授 (90637191)
• 研究期間 (年度): 2025-04-01 – 2029-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2025年度)
• 配分額: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円); 2028年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円); 2027年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円); 2026年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円); 2025年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
• キーワード: Castleman / TAFRO / 遺伝子発現プロファイリングn profiling / GSEA

研究開始時の研究の概要

2017年の国際会議で特発性多中心性キャッスルマン病（iMCD）をTAFRO症候群を呈するiMCD-TAFROと、従来のiMCDをiMCD-NOSとすることが提唱されたが、いまだ病態が解明されておらず、また病理診断が難しい。本研究では、リンパ節および骨髄病理検体を用い、形態、免疫組織化学、遺伝子解析を行い、特に１枚の切片の複数部位について遺伝子発現と蛋白発現をそれぞれ網羅的に解析できる新しい解析法、デジタル空間プロファイラーも用いてその病態を明らかにする。また、病理組織学的、免疫組織学的所見をスコア化し、病理医が正しく診断できるようなiMCD-TAFRO病理診断スコアリングステムを開発する。