膵癌の分子病理学的多様性に由来する特異的糖鎖変化の同定、液状検体診断への応用

• 研究課題/領域番号: 25K10273
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分49020:人体病理学関連
• 研究機関: 東海大学
• 研究代表者: 眞杉 洋平 東海大学, 医学部, 教授 (90528598)
• 研究期間 (年度): 2025-04-01 – 2028-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2025年度)
• 配分額: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円); 2027年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円); 2026年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円); 2025年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
• キーワード: 膵がん

研究開始時の研究の概要

膵がんは分子レベルで多様性に富むことが明らかとなっており、個別化医療の開発が進みつつある。本研究では、膵がんの病理組織の詳細な解析によって見出された、膵がんの多様性に対応した糖タンパク・糖鎖異常を起点として、その由来細胞やキャリアタンパク質を同定し、将来的に治療薬等の開発に繋がる標的リストや特異抗体の取得を目指すとともに、日常診療で採取される細胞診検体や血液を用いた膵がんの新規診断法を開発する。