研究課題
基盤研究(C)
ボツリヌス毒素は無毒タンパク質と複合体を形成し、腸管上皮を通じて体内に侵入する。本研究では、構成成分HA-33の自然変異が経口毒性を大きく変化させる分子機構を解明する。本成果は、ボツリヌス食中毒の発症機序の理解に貢献するとともに、経口投与型ドラッグデリバリーシステムの設計にも資することが期待される。