ステロイド抵抗性自己免疫疾患に対する抗原特異的iTreg細胞治療法の開発

• 研究課題/領域番号: 25K10412
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分49070:免疫学関連
• 研究機関: 大阪大学
• 研究代表者: 三上 統久 大阪大学, 免疫学フロンティア研究センター, 特任准教授(常勤) (20710388)
• 研究期間 (年度): 2025-04-01 – 2028-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2025年度)
• 配分額: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円); 2027年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2026年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円); 2025年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
• キーワード: Treg / 自己免疫疾患 / 細胞治療

研究開始時の研究の概要

本研究ではin vitro誘導性Treg (iTreg)に着目し、臨床使用可能な抗原特異的iTregの製造法確立、ステロイド抵抗性など難治性症例に対する寛容誘導、長期的な免疫寛容の誘導、その免疫学的機序の解明を推進する。iTregは生体内に本来存在するnatural Treg (nTreg)とは抗原反応性などの性質的な違いがあり、原料として数的に多く取得できるという優位性もある。本研究では抗原特異的で安定且つ機能的な新規iTreg細胞製剤を用いて、nTregとiTregによる細胞治療の違いを明らかにし、有効性の高いTreg細胞治療スキームの探索を実施する。