食道癌患者の予後およびQOL改善におけるctDNAモニタリングの臨床的有用性評価

• 研究課題/領域番号: 25K10517
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分50020:腫瘍診断および治療学関連
• 研究機関: 岩手医科大学
• 研究代表者: 岩谷 岳 岩手医科大学, 医学部, 特任教授 (70405801)
• 研究期間 (年度): 2025-04-01 – 2028-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2025年度)
• 配分額: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円); 2027年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円); 2026年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2025年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
• キーワード: 食道癌 / 化学療法 / 遺伝子変異 / Circulating tumor DNA

研究開始時の研究の概要

食道癌の治療効果判定や再発評価は主にCT検査に依存しているが、ctDNAは画像診断に先行して腫瘍量の予測が可能なバイオマーカーとして期待されている。本研究では、進行食道癌患者における手術、放射線療法、サーベイランス、維持療法などの期間におけるctDNAモニタリングの臨床的有用性を評価する。化学療法1サイクル後にctDNAが低下しない予後不良症例を対象に、ctDNAガイド下の治療方針決定群と既存検査による治療方針決定群を比較し、患者予後およびQOL改善の可能性を検討する。