配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2027年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2026年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2025年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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研究開始時の研究の概要 |
脳腫瘍手術における、術後機能の温存も考慮した適切な切除範囲の決定、脳内に留置する抗腫瘍薬の適応決定などに有用な分子病理学的情報を、術中に臨床医に提供することを目的とし、4kV, 5Hzの電界をかけて液滴を撹拌する技術を用いた術中迅速免疫組織化学染色法の確立および結果判定AIモデルの開発を目指す研究である。本法は当学に独自性が高く、これまでに脳腫瘍の診断の基本となる蛋白(Olig2, ATRX, p53, Ki-67)を術中に約30分で染色し、その有用性を示してきたが、現状課題もある。新規抗体や免疫細胞化学染色の導入により、現WHO腫瘍分類に即した実用性の高い診断モデルを構築したいと考えている。
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