ゲーム障害は、新型コロナウィルスの感染症の拡大、タブレット端末の普及も相まって、ゲーム障害により生活リズムの乱れや不登校、家庭内の不和など多くの問題を認めている。一方で、ゲームへの依存だけでなく、高額の課金やゲームやSNSを通じて知らない人と出会いトラブルに至るなど、様々な面で障害を認めている。一方で、その重症度を正確に測定するための標準化された指標は未だ存在していない。そこで、ゲームへの依存度に加えて、インターネットを通じたトラブルや生活の困難さ、併存症について新たな評価尺度を作成することで、ゲーム障害に対する治療や対応において活用できる具体的な指標を作成することが期待される。
|