研究課題
基盤研究(C)
統合失調症や双極症などの精神疾患は遺伝的要因の関与が大きく、申請者らは全ゲノム解析により3q29欠失などの病因変異を同定し、モデルマウスを用いた解析でその病態との関連を明らかにしてきた。さらにnano-tagにより活動量と体温の概日リズムの変調を可視化し、精神疾患に共通する睡眠覚醒リズム障害との関連を示唆した。本研究では、全脳c-Fos発現解析を通じて、行動表現型の背後にある脳領域と分子メカニズムの解明を目指す。