研究課題
基盤研究(C)
うつ病患者の増加が社会問題となっているが、未だ、最適なうつ病治療薬の開発には至っていない。また、うつ病罹患率は男性よりも女性の方が2倍程高く、特に周産期や閉経時などの女性ホルモンが急激に変動する際に発症しやすいことが知られている。申請者らは独自に周産期うつ病モデル雌マウスの作製法を開発し、2024年に論文発表した。本研究では、その新規周産期うつ病モデル雌マウスを用いて分子病態解析を行う。また、周産期うつ病を含む広範囲のうつ病に治療効果を示す新たな抗うつ薬を探索する。